大鵬の孫・納谷「力士になれた感じ」 新弟子検査受検

[ 2018年1月10日 11:59 ]

 大相撲で史上2位の優勝32度を記録した元横綱大鵬(故人)の孫、埼玉栄高3年の納谷幸之介(17)=東京都出身、大嶽部屋=が10日、東京・両国国技館で初場所(14日初日・国技館)の新弟子検査を受け、188センチ、166キロの堂々たる体で体格検査を通過した。

 納谷は高校相撲で活躍し、昨年の国体少年で個人、団体の2冠を達成。受検者9人の中で身長、体重ともに最も大きく「力士になれた感じがした。前に出る自分の押し相撲を取り、しっかりと幕内で活躍できる力士になりたい」と力強く抱負を述べた。

 内臓検査の結果に問題がなければ初場所初日に合格が発表され、3日目(16日)の前相撲でデビューする。大勢の報道陣に囲まれ「注目してくださるのはありがたい。その注目に見合った実力をつけたい」と若々しい笑みを浮かべた。(共同)

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2018年1月10日のニュース