東海大仰星 後半逆転2年ぶり5度目V! 大阪桐蔭との大阪決戦制す

[ 2018年1月8日 15:12 ]

<東海大仰星・大阪桐蔭>大阪対決を制して優勝を決め、歓喜にわく河瀬(左から4人目)ら東海大仰星フィフティーン
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 第97回全国高校ラグビー大会は8日、花園ラグビー場で決勝が行われ、東海大仰星(大阪第2)が大阪桐蔭(大阪第1)との大阪対決を27−20で制し、2年ぶり5度目の優勝を決めた。

 19年ぶりとなった大阪勢同士による頂上決戦。先制したのは初の決勝舞台に臨んだ大阪桐蔭だった。前半5分、スクラムからの展開でFL上山がトライ。コンバージョンも決まり7−0とした。

 一方、東海大仰星は同10分、ターンオーバーからWTB河瀬が約80メール独走してトライ、5−10で迎えた同24分にはCTB長田がトライを決め、10−10に追いついた。

 それでも、大阪桐蔭は前半終了間際、敵陣ゴール前5メートル付近からモールを形成すると、力合戦から押し切ってトライ。コンバージョンも決め17−10とリードして前半を折り返した。

 後半8分、大阪桐蔭はCTB江良がPGを決めて20−10とリードを10点としたが、東海大仰星が同12分、さらに21分にトライを決めて同点とすると、さらに25分には河瀬がトライ。コンバージョンも決まって27−20と逆転すると、そのまま歓喜の瞬間を迎えた。

 大阪勢同士の決勝は、第78回大会以来19大会ぶり2度目(全国規模で開催されなかった第24回大会を除く)。

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2018年1月8日のニュース