白鵬 立ち合い改善に取り組む「横審でも言われましたので」

[ 2018年1月8日 14:33 ]

友綱部屋に出稽古し、旭秀鵬(手前)を下手ひねり気味に転がす白鵬
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 横綱・白鵬(32=宮城野部屋)が、横審で批判された立ち合いを、改善していく意思を示した。8日、東京・墨田区の友綱部屋へ、今年初めてとなる出稽古を敢行。幕内・魁聖、十両の旭秀鵬、山口と連続して計16番とり14勝。かち上げ気味の右肘は、顔面を避けて胸にぶつけるなど、立ち合いの荒々しさは封印した。

 稽古後も「横審でも言われましたので。クセを直していきたい」と優等生発言。常態化しているかち上げ、張り手を控えた立ち合いを目指していくつもりだ。

 それでも、この日の最後の相撲では、魁聖に立ち合いで右から張り手を1発浴びせての送り出し。「一つの勝つための技とは思いますが。横審に言われましたので」と、名残惜しさものぞかせていた。

 白鵬の張り手については、12月20日の横審で北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)が「美しくない」「見たくない」と批判している。

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