東海大仰星決勝進出 モール狙い的中!雨中30m一気に押した

[ 2018年1月6日 05:30 ]

第97回全国高校ラグビー準決勝   東海大仰星21―14東福岡 ( 2018年1月5日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<東海大仰星・東福岡>前半21分、モールを押し込んで東海大仰星・魚谷(左下)がトライ
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 東海大仰星が狙っていたのは、モールだった。前半21分。敵陣30メートル左側のラインアウトから、フォワードが塊になった。ボールを回すと読んだか、東福岡は人数をかけてこない。そこを一気に押した。雨中の30メートルモールトライで14―0。「東福岡はディフェンスが整備されている。展開だけでトライを取るのは難しい。モールで1本は必要だとみんなで言っていた」とフランカー魚谷。前日、選手で6時間半分析をし、「押せる」という答えを導き出していた。

 昨年決勝で残り5分だけ出場し、「無力さを味わった」という魚谷は、その映像で気合を入れ直した。後半2分にも1トライ。この1本が勝利に結びついた。決勝は、昨年5月の大阪高校総体で勝っている(33―29)大阪桐蔭。濃紺ジャージーは今、一つになっている。

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2018年1月6日のニュース