沙保里意欲「調整したい気持ちある」6月全日本選抜で復帰戦も

[ 2018年1月6日 05:30 ]

練習を終え、餅をつく吉田
Photo By 共同

 至学館大のレスリング部が5日、愛知県大府市の道場で新年の初練習を行い、日本代表のコーチを兼任する吉田沙保里(至学館大職)らが汗を流した。吉田は「大会に出る予定は、今はない」としながらも、6月の全日本選抜選手権へ向け「調整したいという気持ちはある」と語り、意欲を示した。吉田は銀メダルだった一昨年のリオデジャネイロ五輪以来、戦列を離れて休養している。

 昨年の世界選手権で金メダルの川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)土性沙羅(東新住建)らも参加し、スパーリングなどで約2時間、精力的に動いた。川井は「また世界選手権で優勝できるように頑張りたい」と連覇に照準を定め、土性は「一日一日を大切にして、No・1を目指す」と新年の抱負を語った。

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2018年1月6日のニュース