錦織、菅野…各界引っ張る「平成元年生まれ」のスターたち

[ 2018年1月2日 18:00 ]

 天皇陛下の退位日が2019年(平成31)4月30日に正式決定。5月1日に皇太子さまが即位して改元となり、「平成」が31年で幕を閉じる。今ではあらゆる世界での活躍が目立つようになった平成生まれ。そんな平成世代を引っ張ったのが、各界の元年生まれのスターたちだ。

 まずは、スポーツ界から世界の舞台で輝く2人。男子テニス世界ランキング自己最高位4位の錦織圭は、2014年全米オープン男子シングルスで準優勝するなど、その活躍は誰もが知るところ。右手首を痛めて昨年8月から実戦を離れており、今季ツアー開幕戦のブリスベン国際も欠場するが、それでも昨秋のイベントでは「テニスも体も強くなって復帰したい」ときっぱり。4大大会優勝の夢へ期待が高まる。

 今夏ワールドカップがロシアで開催されるサッカー界からは、ドルトムントのMF香川真司。長年、日本代表を引っ張ってきたが、昨年11月の欧州遠征メンバーから落選した。それでも「コンディションは本当にいいと思っているので継続して結果を求めていきたい」と3月の海外遠征での日本代表復帰を誓っている。その欧州メンバーだったのが清武弘嗣と金崎夢生。ハリルジャパンでの輝き、要チェックだ。

 プロ野球界では、昨季の沢村賞を獲得した巨人の菅野智之投手、女房役の小林誠司捕手。また、日本ハムの中田翔内野手もその一人。エンゼルス入りが決まった大谷が抜けた中、プレーだけでなく主将としてチームを引っ張る姿はファンならずとも楽しみなところ。

 俳優では岡田将生、賀来賢人、永山絢斗、千葉雄大、佐藤健。女優は、多部未華子、桐谷美玲、仲里依紗など、日本のエンタ―テインメント界を背負うであろう若手実力者がスラリ並んだ。

 囲碁界で全7タイトルを再制覇した井山裕太は、国民栄誉賞の授与が検討されている。受賞が決まれば平成生まれでは初の個人での受賞となるだけに、こちらも注目が集まる。

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2018年1月2日のニュース