NFLプレーオフの見どころ NFCは混戦模様 なるかペイトリオッツの連覇?

[ 2018年1月1日 13:52 ]

連覇を狙うペイトリオッツのQBブレイディー(AP)
Photo By AP

 昨季のスーパーボウルを制したペイトリオッツはスティーラーズと13勝3敗で同率ながら、直接対決で勝っているためにAFCの第1シードが確定。AFC決勝までのホーム・アドバンテージを確保しており、40歳のQBトム・ブレイディーにとっては最高の条件が整った。

 問題は1試合平均の喪失ヤードでリーグ29位と低迷しているディフェンス陣。ライバルでもあるスティーラーズを解雇されたベテランのLBジェームズ・ハリソン(39歳)を12月末になって獲得したが、まだ不安を残している。

 そのハリソンは新天地初戦となった31日のジェッツ戦で2度のQBサックを記録。スティーラーズ時代に2度のスーパボウル制覇に貢献し、チームの通算サック記録を樹立したベテランにとってはこれまでとは違った「立ち位置」で迎えるポストシーズンになるだろう。

 NFCは混戦模様。13勝3敗のイーグルスが第1シードだが、今季の快進撃に貢献したQBカーソン・ウェンツ(25歳)が12月10日のラムズ戦で左膝のじん帯を断裂。その後は控えのニック・フォールズ(28歳)が司令塔となったが、脚力を使えるウェンツとは違って典型的なポケット・パサー。オフェンスラインによる十分なプロテクションがないと、たちまちリズムを崩す場面が何度も見られた。

 第2シードのバイキングスは平均失点(16・1)でリーグ1位。強固な守備陣に加え、当初控えだったQBケース・キーナム(29歳)がシーズンを通して素晴らしいパスさばきを見せており、好守のバランスを考えると、現時点ではイーグルスを上回っている。

 ダークホースは第3シードのラムズだ。ウェンツの離脱で一躍、シーズンMVPの有力候補になったRBトッド・ガーリー(23歳)は出場15試合で1305ヤードを走破し、ランとレシーブで計19TDをマーク。昨季のドラフトで全体トップ指名を受けたQBジャレッド・ゴフ(23歳)のパス成功率は昨季の54・6%から62・1%にアップしており、今季は大きなチャンスが訪れている。

 南地区からはセインツ、パンサーズ、ファルコンズの3チームが進出。昨季にNFCを制したファルコンズは最終戦でプレーオフ進出を決めたために主力選手を休ませる余裕がなく、中5日で迎える1回戦(対ラムズ)はかなりタフな展開になるだろう。

 <両カンファレンスのシード順>

 ▼AFC=(1)ペイトリオッツ(13勝3敗)、(2)スティーラーズ(13勝3敗)、(3)ジャガーズ(10勝6敗)、(4)チーフス(10勝6敗)、(5)タイタンズ(9勝7敗)、(6)ビルズ(9勝7敗)

 ▼NFC=(1)イーグルス(13勝3敗)、(2)バイキングス(13勝3敗)、(3)ラムズ(11勝5敗)、(4)セインツ(11勝5敗)、(5)パンサーズ(11勝5敗)、(6)ファルコンズ(10勝6敗)

 <プレーオフ1回戦の日程>

 ▼6日(日本時間7日)=*チーフス対タイタンズ、*ラムズ対ファルコンズ

 ▼7日(同8日)=*ジャガーズ対ビルズ、*セインツ対パンサーズ

 *はホーム

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「貴乃花」特集記事

2018年1月1日のニュース