小林潤6位、小林陵が今季自己最高12位 ジャンプ週間開幕戦

[ 2017年12月31日 08:08 ]

6位に入った小林潤志郎
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は30日、ドイツのオーベルストドルフで年末年始恒例のジャンプ週間開幕戦を兼ねた個人第8戦(ヒルサイズ=HS137メートル)が行われ、小林潤志郎(雪印メグミルク)が合計257・1点で6位に入った。

 小林潤は1対1の対戦形式の1回目は126・5メートルで竹内択(北野建設)に勝って11位。2回目も123メートルにまとめて順位を上げた。2回目に最長不倒の137メートルを飛んだカミル・ストッフ(ポーランド)が1回目の4位から逆転、今季初勝利で通算23勝とした。

 小林陵侑(土屋ホーム)は今季個人戦自己最高の12位。敗者の上位5人に入って2回目に進んだ竹内は21位だった。葛西紀明(土屋ホーム)は1回目で敗れて46位に終わった。

 ▼小林潤志郎の話 1本目は思い切り(踏み切りの)タイミングを外した。表彰台にいくには全然違うジャンプをしないといけない。自分を磨いていかなきゃ。

 ▼小林陵侑の話 次につながる順位。ステップアップできたんじゃないか。助走路の滑りが安定してきたのはいいことだと思う。

 ▼竹内択の話 (1回目の小林潤との対戦は)あまり意識しなかった。2回目は(踏み切りの)タイミングが遅れた。いきそうでいかないのがもどかしい。

 ▼葛西紀明の話 助走路の滑りがまだしっくりきていない。スピードも出ていない。なかなかうまくいかない。(共同)

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2017年12月31日のニュース