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宇野“荒川流”で金!完成度優先 4回転減らし「いい演技を」

エキシビションを滑る宇野昌磨(撮影・長久保 豊)
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 平昌五輪に出場するフィギュアスケート日本代表選手が、選考会を兼ねた全日本選手権から一夜明けた25日、都内で取材に応じ、男子の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)は、五輪のフリーでは4回転ジャンプを1本減らして、4本の構成で挑むプランを明かした。プログラムの完成度を高めて、金メダル獲得を狙う。この日はエキシビション「メダリスト・オン・アイス」で華麗な演技を披露した。

 一晩たっても、宇野は悔しさを引きずっていた。2連覇で初の五輪出場を決めた前夜の全日本選手権フリーでは後半のジャンプでミスが相次ぐなど不本意な内容に終わった。「寝たのは5時で、5時45分に起きました。疲れた以上に悔しい気持ちが強かった」と眠れぬ夜を過ごした。

 寝ずに考えたのは今後のジャンプの構成だ。今大会で初挑戦して失敗した2回転半―4回転トーループの連続ジャンプと、今季導入した4回転サルコーを封印することを決断。9月の初戦ロンバルディア杯のフリーでは4種類5本の4回転ジャンプに着氷したが、五輪フリーでは、2位となった昨季の世界選手権と同じ3種類4本に減らす方針だ。基礎点で4・45点下がることになるものの、「昨年と同じ構成にして、一からやり直す」と決意を新たにした。

 今季はジャンプの構成で試行錯誤を繰り返してきたが、初戦以降は満足いく演技ができていない。「構成を変えすぎて、体にしみ込んでいない。しみ込ませることが大事」。昨季以降、ジャンプ構成の難易度を上げてレベルアップを図ってきた方針から一転、今後は難易度を少し下げて完成度を高めることに集中する意向だ。

 過去にも同じような選択をして成功した例がある。06年トリノ五輪では女子の荒川静香が2連続3回転ジャンプを武器として持っていたが、直前に3回転―2回転に難易度を下げる決断を下し、ミスなく滑り切って金メダルを獲得した。くしくも宇野がフリーで使用する「トゥーランドット」は、荒川と同じ曲だ。

 右足首の負傷で今大会を欠場したソチ五輪王者の羽生結弦(ANA)とともに金メダルを狙う日本のホープは「いい演技をしないと話にならない」と言った。プログラムの完成度を最優先する“荒川流”で五輪に挑む。

[ 2017年12月26日 05:30 ]

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