スマイル日本、格上ロシア撃破!獅子内2得点で連敗ストップ

[ 2017年12月26日 05:30 ]

第2ピリオド、ゴールを決め喜ぶ獅子内(右)
Photo By 共同

 アイスホッケー女子の国際壮行試合が25日、長野市ビッグハットで行われ、世界ランク9位で18年平昌五輪に出場する日本代表「スマイルジャパン」が、同4位のロシアを2―1で下した。今季はここまで各国代表との試合で7連敗中だったが、FW獅子内美帆(25=トヨタシグナス)の2ゴールで連敗ストップ。17年を白星で締めくくり、夢舞台へ手応えを得た。

 2月の五輪最終予選は補欠だった獅子内の2発で、チームにスマイルが戻った。「自分が決めてやるという気持ちだった。絶対に勝って17年を終わりたかった」。24日に同じロシアに敗れ、この日の試合に向けて選手一人一人が自分の果たすべき役割を紙に書いた。25歳は「チャンスメーク バトルに勝つ」と決意を込め、ゴールをこじ開けた。

 ここまで10月のロシア遠征、12月の5カ国対抗戦などで各国代表に7連敗中。GK藤本那が「勝ちを取れたのが大きい」という価値ある1勝だった。五輪前最後の実戦として18年1月下旬にドイツ、チェコと壮行試合(東京)を行う。「勝ち癖をつけて本番に臨みたい」と藤本那。夢舞台での初勝利、メダル獲得に向けてさらなるレベルアップを図る。

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2017年12月26日のニュース