登坂棄権…10月左足負傷 栄監督「またケガしたら次がない」

[ 2017年12月23日 05:30 ]

レスリング全日本選手権第3日 ( 2017年12月22日    東京・駒沢体育館 )

初戦突破も無念の棄権となった登坂(上)
Photo By 共同

 女子のリオ五輪48キロ級金メダリスト、登坂絵莉(東新住建)が、50キロ級で初戦の2回戦に勝った後に棄権した。10月に左膝と左足首などを負傷。練習ではスパーリングを再開していたが、調整不足は明らかだった。

 至学館大で指導を受ける栄和人監督に促されると「棄権します」とうなずき、号泣した。栄監督は「悪い方の足を取られたら我慢できない。またケガをしたら次がなくなる」と説明した。

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2017年12月23日のニュース