ユニセフ募金活動に安美錦、貴景勝ら参加「機会があればまたやってみたい」

[ 2017年12月23日 16:26 ]

有楽町駅前で、ユニセフ募金運動を行った(左から)安美錦、隠岐の海、北勝富士、貴景勝        
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 年末恒例のユニセフ「ハンド・イン・ハンド」募金中央大会が23日、東京・JR有楽町駅前広場で行われ、大相撲九州場所で三賞を受賞した4力士らが参加した。

 2度目の殊勲賞受賞となった幕内最年少の21歳、貴景勝(貴乃花部屋)は「こういう活動をやらせてもらえることはありがたい。募金活動に参加して分かることもある。機会があればまたやってみたい」と社会貢献活動の大切さを口にした。

 関取最年長39歳の安美錦(伊勢ケ浜部屋)は、8場所ぶりの幕内で勝ち越し、新入幕だった00年名古屋場所以来、103場所ぶりに敢闘賞を受賞。「幕内力士として(募金活動に)参加できてうれしく思う」と話した。

 九州場所は元横綱・日馬富士の暴行事件で揺れた。被害者である貴ノ岩と同部屋の貴景勝、元日馬富士と同部屋だった安美錦とも、土俵外の問題で騒々しい中、土俵の上でファンを喜ばせた。来年初場所(1月14日初日、両国国技館)で新三役昇進が確実な貴景勝は「(今年は)夢に向かって近づけた。来年は今年と変わらず、挑戦者のつもりで一日一日、力を出し切ることだけを考えていきたい」と抱負を語った。安美錦は「先場所の結果は今までの積み重ね。これからもどんどん積み重ねていけるように、一から相撲に取りくんでいこうと思う」とさらなる精進を誓っていた。

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2017年12月23日のニュース