白鵬、減給処分「受け止めるしかない」5日ぶりに稽古再開

[ 2017年12月23日 05:30 ]

宮城野部屋で真剣な表情を浮かべながら稽古する白鵬
Photo By 共同

 元横綱・日馬富士(33=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ)の暴行事件が起きた酒席に同席し、日本相撲協会から報酬減額の処分を受けた横綱・白鵬(32=宮城野部屋)が22日、東京都墨田区の宮城野部屋での稽古後に「正面から受け止めるしかない。一からやっていきたい」と処分について言及した。

 史上最多40度の優勝を誇る白鵬は暴行を防げず、大相撲の信用失墜を招いた責任を問われ、来年1月の給与を全額(282万円)不支給、2月の給与を50%減額(141万円)とする処分を20日の臨時理事会で受けた。処分以外にも、同日の横綱審議委員会の後の会見では、北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)から乱暴な取り口に異例の苦言を呈されるなど、厳しい視線が向けられている。

 17日に終了した冬巡業以来、5日ぶりに稽古を再開した白鵬は、四股やすり足を約1時間じっくりと行った。「まわしを締めることで気も引き締まる。受け止めるしかない。1時間、いろいろなことを考えて汗を流した」と神妙な面持ちで語った。

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2017年12月23日のニュース