本田真凜出遅れ6位「大きな幸せ咲かせられるように」フリーで史上最大の逆転狙う

[ 2017年12月21日 21:52 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1日 女子SP ( 2017年12月21日    武蔵野の森総合スポーツプラザ )

SPの演技を披露する本田真凜
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 フィギュアスケート全日本選手権の女子ショートプログラム(SP)で本田真凜(16=関大高)は66・65点で6位と出遅れた。

 冒頭の3回転フリップ―3回転トーループを決めたものの、「不安だった」という3回転ループで大きくバランスを崩して手をついた。ステップもレベル3にとどまり、得点は伸びず。「悔いの残る演技にはなったけど、思い切って滑れた。やりきった感はある」と振り返った。

 今季GPシリーズは2戦とも5位で、世界ランクなどでも現時点で平昌五輪の選考対象外。今大会で表彰台に上がれば選考対象となるが、今季の戦いぶりから現実的には優勝が必要だろう。

 過去、全日本選手権女子の最大の逆転劇は13年。SPで浅田真央に2・82点差をつけられた鈴木明子が、フリーで逆転したのが最大。男子でも05年、SPで織田信成に5・38点差だった高橋大輔の逆転劇が最大だ。首位・坂本と本田は6・94点差。代表入りへ、23日のフリーで史上最大の逆転を狙う。「大きな幸せを咲かせられるように頑張りたい」。夢切符はまだ諦めない。

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2017年12月21日のニュース