15歳・紀平梨花がトリプルアクセル決めた!SPでの成功は浅田真央さん以来

[ 2017年12月21日 19:22 ]

フィギュアスケート 全日本選手権第1日・女子SP ( 2017年12月21日    武蔵野の森総合スポーツプラザ )

女演技を終え笑顔を見せる紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート全日本選手権が21日、武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で紀平梨花(15=関大KFSC)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めて66・74点をマークした。

 「トリプルアクセルに関してはすごい嬉しいし、これからSPでも入れられる自信になった」

 ジュニアの大会は必須要素がダブルアクセルのためトリプルアクセルに挑んでいないが、シニアの今大会でアタック。女子SPでのトリプルアクセル成功は、15年12月のGPファイナルで成功した浅田真央さん以来だ。ただ、最後の3回転ルッツが2回転になったことについては、「今までにない悔しさが残る」と振り返った。

 国際連盟(ISU)の年齢制限のため、18年平昌五輪の出場資格はない。23日のフリーでは、2週前のジュニアGPファイナルでISU公認で女子初の成功となったトリプルアクセル―3回転トーループの連続ジャンプ、単発のトリプルアクセルと大技2発に挑戦する可能性が高い。「ミスを忘れられるような演技をしたい。合計200点超え目指して頑張りたい」。平昌戦線と無関係の15歳が、22年北京を見据えてアピールする。

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