相撲協会、再発防止で研修会 稀勢「二度と起きないよう自覚持って行動を」

[ 2017年12月21日 13:53 ]

研修会で池坊保子評議員議長の話を聞く(左から)白鵬、稀勢の里、鶴竜
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 元横綱日馬富士の暴行事件を受け、日本相撲協会は21日、東京都墨田区の両国国技館で、力士、親方ら全協会員を対象にした「暴力問題の再発防止について」の研修会を行った。

 研修会には日本相撲協会評議員の池坊保子議長(元文部科学副大臣)、暴行事件を調査する危機管理委員会の高野利雄委員長(元名古屋高検検事長)が出席し、八角理事長(元横綱北勝海)が講話を担当した。

 春日野広報部長(元関脇・栃乃和歌)は、実施の経緯について「(協会員の)皆さんに再確認してもらうために実施した」と説明。八角理事長からの講話は「何気ない気持ちでやったことが組織を揺るがすことになると、個人個人の自覚をもって行動するようにとの講話があった」と明かした。

 研修会を終えた横綱・稀勢の里は「1人1人の自覚というのが大事だと思った。こういうことが二度と起きないように自覚を持って行動していきたいと思う」と話した。

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