八角理事長「再発防止検討委員会」の設置検討 21日研修会実施

[ 2017年12月21日 05:30 ]

相撲協会臨時理事会

会見で自身も含めた関係者の処分を発表する八角理事長
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 八角理事長は「関係者の間に指導・教育のためであれば暴力も容認されるという意識が残存していた」ということを認め、外部の有識者や現役親方を含めた再発防止検討委員会の設置検討を明言した。21日午後からは力士や行司などを含めた全協会員対象の暴力排除研修会を行う。

 さらに、八角理事長は07年に発生した時津風部屋での力士暴行死事件の風化を理事会の場で認め、「再発防止には厳しい稽古と暴力をはっきりさせないといけない」と発言。尾車事業部長は「出席理事からは指導方法の見直しや、私生活上での暴力排除を徹底するため、暴力問題を風化させない“暴力問題を再確認する日”を設けようという話が出た」とし「危機管理委員会の報告書を参考に暴力追放宣言をする」と明かした。

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2017年12月21日のニュース