暴行事件の発端は錦糸町カラオケバー 危機管理委の調査結果

[ 2017年12月21日 05:30 ]

相撲協会臨時理事会

会見で配布した資料を読み上げる高野危機管理委員長(右)。左は八角理事長
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 危機管理委員会がまとめた調査結果報告書では、暴行事件の発端が秋場所中の東京・錦糸町のモンゴルカラオケバーでの貴ノ岩の言動だったと記した。

 貴ノ岩が9月中旬に同店を訪れると、休場中のモンゴル出身力士が飲酒していたため、叱りつけた。同席していた白鵬の友人が、言葉遣いが乱暴だと注意すると口論に発展。白鵬の友人はそのやりとりを後日、白鵬に伝えた。その際に「俺は1月場所で横綱(白鵬)にも勝っている」「これからは俺たちの時代だ」とも付け加えたという。暴行事件の当日は白鵬がその発言について指摘。貴ノ岩は「そんなことは言っていません」と否定した。だが、2次会のラウンジでは再び白鵬が説教。その際に貴ノ岩がスマートフォンの操作をしていたとして、元日馬富士が激怒して暴行に至った。

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2017年12月21日のニュース