ガトリンに再び薬物疑惑 英紙報道も本人はインスタで否定

[ 2017年12月19日 23:25 ]

 陸上男子100メートルで8月の世界選手権金メダリストのジャスティン・ガトリン(米国)にドーピング疑惑が再浮上したと19日付の英紙デーリー・テレグラフが報じた。2006年に2度目の違反で4年間の資格停止処分を受けた35歳のガトリンは「(指摘された違反薬物を)使ったことはない」と写真共有アプリのインスタグラムで否定した。

 身分を隠した記者に対し、ガトリンを指導していたミッチェル・コーチと選手代理人が禁止物質で筋肉増強効果があるテストステロンやヒト成長ホルモンの売買を申し出たという。同紙によると、国際陸連で不正行為の調査や告発を扱う独立監視部門と、米国反ドーピング機関(USADA)が調査に乗り出した。

 ガトリンは報道を受けてコーチを解任したことを明らかにした。

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2017年12月19日のニュース