ロケッツが14連勝 セルティクスは残り31秒で5点差をつけられながら逆転勝ち

[ 2017年12月19日 15:33 ]

33得点を挙げたロケッツのゴードン(AP)
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 NBAは18日に各地で10試合を行い、リーグ全体で首位を走るロケッツは地元ヒューストン(テキサス州)でジャズを120―99(前半51―50)で退けて25勝4敗。エリック・ゴードン(28歳)が7本の3点シュートなどで今季自己最多の33得点を挙げ、チームは14連勝を飾った。

 第3Q終了時点では5点を追う展開となったが、第4Qは41―15と圧倒。2試合ぶりに復帰したセンターのクリント・カペラ(23歳)は24得点、20リバウンド、ジェームズ・ハーデン(28歳)は26得点と6アシストを稼ぎ、チームは第4Qの序盤で連続15点を記録して試合を決めた。

 ガードのクリス・ポール(32歳)は18得点、9リバウンド、10アシストをマーク。今季出場した15試合でチームはすべて白星を挙げた。

 ジャズは14勝17敗。ロドニー・フッド(25歳)がチーム最多の26得点を稼いだが、チームはここ7戦で6敗目を喫した。

 東地区全体首位のセルティクスは敵地インディアナポリスでペイサーズに112―111(前半62―47)で競り勝って26勝7敗。カイリー・アービング(25歳)が30得点をたたきだしてチームを引っ張った。

 しかし試合開始から連続12点を奪い、前半で15点をリードしながら大苦戦。第4Qの残り53秒、この日38得点を記録したペイサーズのビクター・オラディーポ(25歳)に3点シュートを決められたところで102―105と初めてリードを許した。しかも残り31秒の時点で102―107と5点のビハインド。敗色は濃厚だった。

 しかしここからアービングが3点シュートを2本決めて追撃し、110―111で迎えた残り1・5秒にはペイサーズのボヤン・ボグダノビッチ(28歳)がオラディーポめがけて不用意に投げた浮き球のパスを、ガードのテリー・ロジエー(23歳)がスティール。そのままワンマン速攻からダンクを決め、これが決勝点になった。

 ペイサーズは最後のオフェンスの処置を誤って苦杯。最大19点差を逆転して勝利に近づいていただけに、悔やまれるパスミスとなった。

 ブルズは地元シカゴで76ersを117―115(前半67―59)で退けて9勝20敗。10連敗から6連勝を飾って盛り返してきた。

 76ersは14勝15敗。新人ガードのベン・シモンズ(21歳)が19得点、12リバウンド、10アシストで4回目のトリプルダブルを達成したが、ここ7戦で6敗目を喫して勝率は5割を切った。

 <その他の結果>

ホーネッツ(11勝19敗)109―91ニックス(16勝14敗)、ホークス(7勝23敗)110―104ヒート(15勝15敗)、サンダー(15勝15敗)95―94ナゲッツ(16勝14敗)、サンズ(11勝21敗)97―91マーベリクス(8勝23敗)、スパーズ(21勝10敗)109―91クリッパーズ(11勝18敗)、ティンバーウルブス(18勝13敗)108―107トレイルブレイザーズ(16勝14敗)、ウォリアーズ(24勝6敗)116―114(延長)レイカーズ(10勝18敗)

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