大島&森薗組 男子複2年ぶり制した、みまひなは決勝で敗れる

[ 2017年12月18日 05:30 ]

卓球 ワールドツアー・グランドファイナル最終日 ( 2017年12月17日    カザフスタン・アスタナ )

卓球グランドファイナル男子ダブルス決勝 香港ペアを破り優勝した大島(右)、森薗組
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 各種目の決勝が行われ、男子ダブルスは世界選手権銀メダルの大島祐哉(木下グループ)森薗政崇(明大)組が何鈞傑、黄鎮廷組(香港)を4―3で破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。女子ダブルスでは、世界選手権銅メダルの伊藤美誠(スターツ)早田ひな(日本生命)組がシングルスの世界ランキング1、2位の朱雨玲、陳夢組(中国)に0―4で敗れ、準優勝に終わった。

 2年ぶりの王座奪還に森薗は「何とかして勝とうという気持ちを捨てないでできた」と喜んだ。マッチポイントを奪われても執念で生還した。2―3の第6ゲームは8―10から大島のサーブと森薗の代名詞バックハンドレシーブ「チキータ」から逆転。最終ゲームも8―10と追い込まれたが、巻き返した。決勝進出は3大会連続で、世界が認めるダブルスの第一人者だ。今年の世界選手権は準優勝だっただけに、大島は「あと目指すのは世界選手権での優勝だけ」と力を込めた。

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2017年12月18日のニュース