右足負傷の佐藤綾乃が練習再開 再検査では骨にヒビなし

[ 2017年12月15日 17:47 ]

W杯第4戦、女子マススタート決勝で転倒し、自力で立ち上がれず介抱される佐藤綾乃(共同)
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 スピードスケートのW杯第4戦(8〜10日、米ソルトレークシティー)のレース中に転倒し、現地の医師から右足親指の骨折で全治3〜6週間と診断された佐藤綾乃(21)が14日、長野市内の病院で検査を受けた。

 高木姉妹と出場した女子団体追い抜きで世界記録をマーク。期待される中でアクシデントが発生。日本スケート連盟は15日、右足親指の骨先端に2ミリ程度の傷は見つかったものの、ひびは入っていないという診断結果を発表した。

 12日の帰国時は患部について「多少の痛みある」と訴えていたが、それから2日経過して自覚する痛みは消えたようだ。15日から患部に負担をかけない程度にトレーニングを始めており、週明けにもチームと同じ練習に参加する予定だ。

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