靭帯損傷の羽生結弦 腱と骨にも炎症 練習再開は「まだ決まっていません」

[ 2017年12月14日 10:42 ]

フィギュアスケート男子の羽生結弦
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 日本スケート連盟が14日、右足首を負傷したフィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)のコメントを発表した。前日に小林強化部長が発表したコメントに内容を追加したもの。

 羽生は「当初の診断では3〜4週間ほどで元に戻るということでしたが、通常の捻挫よりも治りが長引く靭帯も損傷していることがわかりました」とした上で「腱と骨にも炎症があるため、治るスピードが早くはありません」と現在の状態を明かした。

 また「まだ氷上に乗ることはできていませんが、今後、氷上に立ち左足を中心に、ストロークやクロスなど単純に滑ることだけから始め、少しずつ負荷を上げ、右足でのターンなどをできるようにしていきたいと思っています」と復帰への青写真を描いたが「いつから練習を再開出来るかは、まだ決まっていません」としている。

 今月10日には「痛みがあるため氷上練習はしていない」とのコメントが発表されていた。1週間後に迫った全日本選手権(21日開幕、東京・調布)の出場は厳しい状況。欠場しても世界ランキング1位などの実績があるため、代表入りが確実となっている。

 以下、羽生が発表したコメント。

当初の診断では3〜4週間ほどで元に戻るということでしたが、通常の捻挫よりも治りが長引く靭帯も損傷していることがわかりました。また、腱と骨にも炎症があるため、治るスピードが早くはありません。

まだ氷上に乗ることはできていませんが、今後、氷上に立ち左足を中心に、ストロークやクロスなど単純に滑ることだけから始め、少しずつ負荷を上げ、右足でのターンなどをできるようにしていきたいと思っています。

いつから練習を再開出来るかは、まだ決まっていません。

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2017年12月14日のニュース