桐生、日本生命と所属契約 「栄光の架橋」ゆずとCM熱望

[ 2017年12月14日 05:30 ]

日本生命と所属契約を発表し笑顔を見せる桐生
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 陸上の男子100メートルで9月に日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀(21=東洋大)は13日、都内で記者会見し、2020年東京五輪ゴールドパートナーの日本生命と所属契約を結んだことを発表した。契約期間は18年4月1日から複数年とみられ、日本最速の男は社員ではなく“プロ”として東京五輪のファイナリストを目指す。

 東京五輪に向けて金色に輝くパートナーを得た。緊張した面持ちで会見に臨んだ桐生は「日本生命・桐生祥秀として日本代表のユニホームを着て活躍したい」と力強く語った。

 桐生は来年3月に東洋大を卒業する見込みだが、東京五輪までは引き続き土江寛裕コーチとともに同大を拠点とする。同社は海外への遠征費など競技生活全般において資金面でサポートするという。28年ロサンゼルス五輪出場まで現役続行する意向を示している桐生にとっては競技に専念できる環境が整った。

 また“契約ボーナス”として人気デュオ「ゆず」とのCM共演プランも浮上。「日本生命といえばゆずのCM。小学校の頃からアップ中に聴いていた。機会があればCMに出たい」と熱望した。アテネ五輪では「栄光の架橋」が大ヒット。同社は約10年にわたってCMソングにゆずを起用している経緯もあり、今回の契約が両者の“架け橋”となりそうだ。

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2017年12月14日のニュース