期日だったが…貴ノ岩に聴取できず 鏡山親方 文書だけポストに 別日設定せず

[ 2017年12月13日 15:36 ]

貴乃花部屋のインターホンを鳴らすも、応答がなかった鏡山理事
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 大相撲の元横綱・日馬富士の暴行事件で、日本相撲協会の危機管理委員会による被害者の平幕・貴ノ岩(貴乃花部屋)の聴取は依然として実現していない。危機管理部長の鏡山理事(元関脇・多賀竜)は13日、東京都江東区の貴乃花部屋を訪れ、インターホンを押しても応答がなかったため、封書をポストに投函(とうかん)して引き揚げた。

 元横綱が書類送検された11日には、貴ノ岩の聴取を要請する文書を持参し、師匠の貴乃花親方(元横綱)に渡そうとしたが、対面できずにポストに入れていた。鏡山親方は「今日が聴取の日だった」と明かした上で「(八角)理事長が何度も電話をしているが、出ないので来た」と説明。事実上、貴乃花親方が貴ノ岩の聴取を拒否した形となった。

 危機管理委の高野利雄委員長(元名古屋高検検事長)は11月30日の理事会で、書類送検を警察の捜査終了とし、この時点で貴乃花親方が聴取に協力する意向を示したと説明した。だが、貴乃花親方は本紙の取材に「まだ全てが終わったわけではない」と、あくまで鳥取地検の判断を待つ姿勢を示していた。関係者によると、鳥取地検は年内にも元横綱を略式起訴する方向だ。

 鏡山理事は、この日の文書について「なんで(聴取に)来なかったのか」という内容であることを明かした。貴ノ岩の聴取を別の日に設定したのかと問われると「してない」と答えた。相撲協会は20日の臨時理事会で危機管理委の最終報告を受ける予定だが、それまでに貴ノ岩の聴取が行われない可能性が高まった。

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