日馬は略式起訴は「妥当」 田中弁護士が見解「裁判かけるほどでは…」

[ 2017年12月12日 05:40 ]

元横綱・日馬富士送検 ( 2017年12月11日 )

 鳥取地検が元横綱・日馬富士を略式起訴する方向で検討していることについて、元東京地検の田中喜代重弁護士は「妥当である」との見方を示した。

 「貴ノ岩が実際に負傷し診断書や写真があること、鋭利でないとはいえリモコンなどの道具で殴ったこと、模範となる地位にいながら暴力を振るったことから不起訴は難しい」と説明。また「報道だけではまだ不明だが、被害者が処罰を望む度合いが重要」とし、示談交渉が成立していないことから「起訴が相当」とした。

 一方で「引退して横綱の地位を手放し、報道などで社会的制裁を受けた。また当初の見立てほど重傷ではなく、前科もないことから裁判にかける(公判請求する)ほどの事件でもない」と話した。

 ▽略式起訴 100万円以下の罰金や科料に相当するような軽微な犯罪について被疑者に異議がない場合、簡易裁判所に略式命令を請求すること。これを受けて簡裁が書面審理だけで刑を言い渡し(略式命令を出す)簡単な刑事裁判の手続きがなされる。被告人が公開 法廷の場に立たずに済むなど、迅速な処理ができる。

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