【大隅潔の目】示談交渉に移りたい日馬側 貴ノ岩への補償問題が一つの焦点

[ 2017年12月12日 08:09 ]

国技館に集まった報道陣
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 元横綱・日馬富士の書類送検を受け、代理人の弁護士が貴ノ岩、貴乃花親方と会って、慰謝の措置をどのようにすべきか話し合いたいとのコメントを発表した。文面から推察されるのは、今後は示談交渉に移りたいので、それに応じてほしいとの意思表示だろう。

 貴ノ岩はこのままでは幕下まで落ちてしまう。そういった場合の補償がどの程度のものなのか、ちょっと想像がつかないが、これからは被害者への補償問題が一つの焦点になっていく。また、協会がどう仲介役になって収めるのかも注目される。

 一方で、危機管理委員会は貴乃花親方に対し、貴ノ岩への聴取の協力要請をさらに強めていくだろう。20日には理事会があり、21日には全協会員を対象にした暴力再発防止の研修会を開く。それまでには協会はある程度、事態収束のめどをつけたいはず。貴乃花親方は九州場所後の11月30日に行われた理事会の際に、警察の書類送検が終わった段階で貴ノ岩の聴取に応じると話したとされる。それが真意であるならば、そろそろ協力すべき段階なのかもしれない。(東京相撲記者クラブ会友)

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