【岡崎真の目】宮原 動きの硬さ生んだ代表へのプレッシャー

[ 2017年12月10日 09:00 ]

フィギュアスケート グランプリファイナル最終日 ( 2017年12月9日    名古屋市ガイシプラザ )

演技を終え、観客の声援に応える宮原知子(撮影・椎名 航)
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 宮原は滑りだしからいつもより表情も動きも硬かった。最初の3回転ループは無難にこなしたものの、続く3回転の連続ジャンプと3回転フリップは跳び焦って十分に高さが出せていないように見え、回転不足と判定された。その後に落ち着いて持ち直したのはさすがだが、昨日のSPの方がもっと伸び伸びと滑っていたように感じた。もしかしたら日本での開催で最終滑走、しかもここで表彰台に上がれば五輪代表が一気に近づくという異様なプレッシャーが、微妙に彼女の演技に影響したのかもしれない。

 樋口も宮原と同じように全体的に硬かった。大きな失敗はないように見えても、3回転が2回転になっただけで点数は大きく異なる。以前から言っているように、4回転のような大技がない女子はほんのわずかな差が勝負を決める。今回2人とも表彰台に乗れなかったので、全日本は全ての選手が横一線で氷上に上がるという、これまでにない緊迫した雰囲気の中での戦いになりそうだ。(ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

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