イーグルスが敗れる 連勝は9でストップ シーホークスが快勝

[ 2017年12月4日 16:37 ]

自己最多の348ヤードを稼ぎながらミスに泣いたイーグルスのQBウェンツ(AP)
Photo By AP

 快進撃を続けていたNFLのイーグルスは3日、敵地シアトル(ワシントン州)でシーホークスに10―24(前半3―10)で敗れて10勝2敗。NFC東地区での4季ぶりの優勝はおあずけとなり、連勝は9でストップした。10点は今季の最少得点。1試合平均ではリーグ1位の31・9点を挙げていたが、20点に届かなかったのは昨季を含めて16試合ぶりとなった。

 シーズンMVP候補にもなっている2季目のQBカーソン・ウェンツ(24歳)は、49回中29回のパス成功で今季自己最多の348ヤード(1TD)を獲得。しかし後半開始早々のドライブでは自身のランプレーで相手のエンドゾーンまであと1ヤードと迫りながら痛恨のファンブルを犯し、追撃ムードに水を差す結果となった。

 「ゴールラインが見えたから最後は無理をして突っ込んでしまった。こちらがミスをして、むこうはしなかった。きょうはそれがポイントだった」とウェンツは反省の弁。相手の守備陣にボールをかき出される前に突進をあきらめていれば、まだチャンスがあっただけに悔やまれるプレーとなった。

 NFC全体ではこの日ファルコンズを下して8連勝を飾った北地区首位のバイキングスとイーグルスがともに10勝2敗。イーグルスは次週にNFC西地区首位のラムズ(9勝5敗)と顔を合わせるが、地区優勝だけでなくプレーオフの第1シードを確保するためにも負けられない大事な一戦になる。

 一方、NFC西地区2位のシーホークスは8勝4敗。QBラッセル・ウィルソン(29歳)は3つのTDパスをマークしてチームを引っ張った。

 シーホークスは次週、AFC南地区2位のジャガーズ(8勝4敗)と対戦。どちらもまだ地区優勝の可能性を残しており、サバイバルをかけた激しいバトルになりそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

2017年12月4日のニュース