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世界新連発!追い抜きGirls 平昌五輪金へ加速1秒89更新

スピードスケートW杯第3戦 ( 2017年12月2日    カナダ・カルガリー )

 スピードスケートW杯第3戦の女子団体追い抜きを2分53秒88の世界新で制し、金メダルを掲げる(左から)菊池彩花、高木菜那、高木美帆
Photo By 共同

 世界新連発!女子団体追い抜きは日本が高木美帆(23=日体大助手)、高木菜那(25=日本電産サンキョー)、菊池彩花(30=富士急)で臨み、2分53秒88の世界新記録で優勝。11月のW杯第1戦に 続く世界新で、記録をさらに1秒89短縮した。女子1000メートルはW杯第1、2戦を連覇した小平奈緒(31=相沢病院)が転倒し、2分5秒88で最下位の20位だった。

 レース直後はガッツポーズも出たが、世界記録も2度目となればメンバーの反応はあっさりしたものだった。低地の第1戦から、記録の出やすい高地で約2秒縮めたのは順当ともいえ、高木菜は「あ、こんなもんか」と淡々とし、菊池に至っては「悔しい」。異次元の記録を出しながら、向上心にあふれた日本の勢いは止まらない。

 強国を寄せ付けなかった。高木美が先頭を引っ張った序盤、半周で全チーム中最速ラップの13秒69をマークするなど、最高の滑り出しを見せた。ケガの影響で団体追い抜きでは約2年ぶりの出番となった菊池、続いて高木菜とつなぎ、最後は高木美が再び前へ出てラストスパートした。

 終盤、遅れそうになった菊池が「待って」と高木美に声をかけ、3人が接近する隊列を再形成。スピードはやや落ちたが、分散して全員が空気抵抗を受けることを防ぐチームワークも見せた。同走した最大のライバル、オランダは最後の周回で転倒し、もはや敵はいなかった。

 菊池は昨夏の練習中に転倒して、他の選手と交錯。相手の刃が右足に刺さる重傷を負い、大会から1年間も遠ざかっていた。ブランクがあった菊池の起用もめどが立ち、前回の世界記録を出したメンバーの佐藤は控え。体調不良で帰国した押切を含めると、日本の層は厚い。高木美は「誰が出ても対応できるのは五輪で必要不可欠」と力を込める。表彰式を待つ間、身ぶり手ぶりを交えて改善点を話し合う姿は頼もしい。菊池は「世界記録を出しても、それで終わらない凄くいいチーム」と胸を張った。

 ▽団体追い抜き 1チーム3人が隊列を組み、空気抵抗により体力の消耗の激しい先頭を入れ替えながら、男子は8周(3200メートル)女子は6周(2400メートル)する。リンクの対角から2チームが同時にスタート。3人のうち最後にゴールした選手のタイムを競う。入れ替えの場所や回数は自由。06年トリノ大会から五輪で実施されている。日本は10年バンクーバー大会で女子が銀メダル。連係や戦術でタイムを縮められる妙があり、日本の美しい隊列は世界のお手本となっている。

 ▽男女団体追い抜き日本代表選考方法 正選手3人はW杯代表(個人種目を含む)の選手および対象競技(男子1500メートル、女子3000メートル、男子5000メートル)の各種目上位6位以内の成績を残した選手の中から、強化部長とコーチが協議して選考する。補欠は五輪代表の中から出場可能な選手1人を選考する。

[ 2017年12月4日 05:30 ]

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