バド・タカマツ3連覇ならず 高橋涙「今はしっかり休みたい」 東京五輪挑戦白紙も

[ 2017年12月3日 14:46 ]

女子ダブルスで3連覇を逃した高橋(右)と松友
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 バドミントン女子ダブルスのリオデジャネイロ五輪金メダリスト、高橋礼華(27=日本ユニシス)が3日、全日本総合選手権の決勝で敗れた後、苦しい胸中を明かした。

 松友美佐紀(25=日本ユニシス)とのペアで3連覇に挑んだが、福島由紀・広田彩花組(再春館製薬所)に0―2で完敗。高橋は、「やっと1年が終わったという気持ち。今はしっかり休んで、自分がどうしたいのか考えないと…」と涙を浮かべた。

 リオ五輪後にモチベーションが上がらずに現役引退を考えた。その後、強豪の中国ペアに勝ちたい、という気持ちからモチベーションを取り戻したはずだったが、この日は「どこかでまだ自分の気持ちが固まっていない部分がある。今はしっかり休んで考えたい」と言葉を絞り出した。20年東京五輪を狙う意欲も見せていた27歳だが、今は未来のことは考えられない。

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