羽生思い出の拠点、アイスリンク仙台リニューアル 荒川ら輩出

[ 2017年12月2日 05:30 ]

リニューアルされたアイスリンク仙台に設置された、羽生結弦選手(右)や荒川静香さんの巨大パネル
Photo By 共同

 フィギュアスケートで14年ソチ冬季五輪男子金メダルの羽生結弦(ANA)や06年トリノ五輪女子金メダルの荒川静香を輩出した仙台市泉区のアイスリンク仙台で1日、リニューアル完成セレモニーが催された。

 羽生は「小さい頃からよく練習をした場所。リニューアルされたアイスリンク仙台で滑れることを楽しみにしています」とのコメントを寄せた。羽生が練習拠点としていた通年型リンクは11年3月に東日本大震災で被災して営業を休止したが、同年7月に再開。今回のリニューアルでリンク周辺を約2割拡張し、更衣室やロッカーなどを整備し、羽生の要望にも応えて音響設備を改善したという。

 リンクで育った荒川と02年ソルトレークシティー五輪男子4位の本田武史氏がテープカットに参加し、荒川が「ここでスケートと出合う方々が増えることでスケートが活性化されアスリートが育つことを願っています」と話した。羽生や荒川の巨大パネル、ゆかりの品々をリンクに隣接して展示している。

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