みなみ ヒヤヒヤ通過に泣き笑い、18番でOB…貯金が生きた

[ 2017年12月2日 05:30 ]

女子ゴルフツアー最終予選会最終日 ( 2017年12月1日    兵庫県三田市 有馬カンツリー倶楽部=6439ヤード、パー72 )

最終予選会を26位で通過した勝は笑顔でガッツポーズ
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 日本女子プロゴルフ協会の来季の出場権を懸けた最終予選会最終日が行われ、14年にアマチュアでツアー優勝した勝みなみ(19=フリー)は、最終18番の第1打をOBとするなど後半に崩れて74。それでも通算1アンダーの26位で来季前半戦の出場に当確ランプをともした。高橋恵(21=伊藤園)が通算8アンダーで首位通過した。

 勝は泣きながら笑っていた。74の通算1アンダーで終了した時は周囲のスコアが分からず、悔し涙。その後、関係者から吉報を伝えられた。「うれしいのか、悲しいのか分からなくて…」。2バーディー、2ボギーで迎えた18番の第1打をOB。大事な最終ホールでダブルボギーとし、落ち込んでいたが、前日までの貯金が生きた。

 これまでQTで決まった順位は翌年1年間保証されたが、来季からは6月末まで。その後はツアーで得た賞金額で再び順位付けされる。今大会の30位前後までが前半戦にほぼ出られるとみられ、26位の勝はひとまず前半戦の出場権を得た。

 米国が主戦場の畑岡ら、今の高卒1年目は有力選手ぞろい。世代の筆頭格の勝は「凄みのあるゴルフをしたい」とデビューイヤーの大暴れを宣言した。

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2017年12月2日のニュース