八木6位、世界選手権初入賞 笑顔も課題発見「差を縮めたい」

[ 2017年12月2日 05:30 ]

重量挙げ世界選手権第3日 ( 2017年11月30日    米カリフォルニア州アナハイム )

女子53キロ級でトータル195キロで6位の八木かなえ
Photo By 共同

 女子53キロ級でリオデジャネイロ五輪代表の八木かなえ(ALSOK)がスナッチ85キロ、ジャーク110キロのトータル195キロで6位に入った。八木の世界選手権入賞は初。女子58キロ級では、リオ五輪5位の安藤美希子(キュアリアス)がスナッチ93キロ、ジャークで自身の日本記録を更新する126キロをマークし、トータル219キロで4位に入った。

 女子53キロ級の八木が世界選手権で初の入賞を果たした。「80点くらい。国際大会はいつもいい記録を出せなかったけれど自信になった」と、笑顔があふれた。ジャーク2本目で110キロを持ち上げてから、両ふくらはぎがつったそうで、最終試技の112キロは失敗。優勝した選手とはトータルで15キロの差があり、「改めてメダリストの記録を見るとちょっと遠い。少しでも差を縮めたい」と課題も挙げた。

続きを表示

2017年12月2日のニュース