桃田 準々決勝敗退 連勝は44で止まる「相手の気迫のこもったショットに対して引いてしまった」

[ 2017年12月1日 17:31 ]

全日本総合選手権男子シングルス準々決勝で敗退した桃田賢斗
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 バドミントンの全日本総合選手権第4日は1日、東京・駒沢体育館で行われ、男子シングルス準々決勝で、違法カジノ問題による無期限出場停止が解除されて2年ぶり出場の桃田賢斗(23=NTT東日本)は武下利一(27=トナミ運輸)に0―2(20―22、15―21)で敗れた。7月のカナダ・オープン決勝の常山幹太(トナミ運輸)戦以来復帰後2敗目。連勝は44で止まった。

 第1ゲームは20―19と先にゲームポイントを奪いながら、ネット際のプレーで2度ミスするなど3連続失点して落とした。「相手の気迫のこもったショットに対して引いてしまった。ミスしてくれればいい、と安易に考えて受けてしまった」。第2ゲームも終始リードを許し、流れを引き寄せられなかった。

 国際大会5戦連続優勝中と好調で、2年ぶりの優勝を目標に掲げて挑んだが、結果はベスト8止まり。「期待に応えられくて、凄く悔しい。今の弱さをしっかり受け止めたい」と肩を落とした。

 今大会は18年度の日本代表選手の選考が懸かっており、桃田は自動的に選出される「決勝進出」に届かなかった。男子シングルスの日本代表枠は4人。桃田は選手強化本部推薦選手として代表入りの可能性を残している。

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2017年12月1日のニュース