浅田真央さん「今できること、今したいこと、そして今しかできないこと」とは…

[ 2017年12月1日 18:30 ]

菊池寛賞受賞の喜びを語る浅田真央さん
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 フィギュアスケート女子で今年4月に現役を引退した浅田真央さん(27)が1日、都内で「第65回菊池寛賞贈呈式」に出席した。「この賞をいただいたことを励みに、さらなる高みを目指して頑張っていこうと思いました」と着物姿で受賞の言葉を述べた。

 同賞は優れた文化活動に対して贈られる。浅田さんは世界選手権、GPファイナルで計7度優勝、10年バンクーバー五輪ではSP、フリーで計3度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めて銀メダルを獲得。記録以上のものを人々の心に刻んだことが受賞理由となった。

 引退から8カ月近くが経過した。「今できること、今したいこと、そして今しかできないことは、私が各地を回って自分の滑りを見ていただくこと」と現在の思いを語り、今後について言及。「来年からは新しいプロジェクトが始まります。何もかもが初めてで不安や心配もありますが、新しいことに挑戦できる喜びや楽しみもあります」。詳細は明かさなかったものの、スケートでの新たな試みに注目が集まる。

 他に夢枕獏、アニメ映画「この世界の片隅に」の製作チーム、チューリップテレビ報道制作局、奥本大三郎、岸恵子が受賞し、贈呈式に出席した。

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