桐生祥秀 流行語大賞・特別賞に「身の引き締まる思い」

[ 2017年12月1日 17:04 ]

 年末恒例の「2017ユーキャン新語・流行語大賞」の授賞式が1日、都内のホテルで行われて、年間大賞の「インスタ映え」と「忖度(そんたく)」のほか、「35億」「ひふみん」「フェイクニュース」などのトップテンが発表された。

 「選考委員特別賞」には将棋の藤井聡太四段(15)の「29連勝」、陸上の桐生祥秀(21=東洋大)の「9・98」がそれぞれ選出された。桐生は9月の陸上・日本学生対校選手権で男子100メートル決勝で、日本人初の10秒台の壁を破り、9秒98(追い風1・8メートル)をマークし、大きな注目を集めた。

 桐生は「この度は栄えある『ユーキャン新語・流行語大賞』選考委員特別賞に『9・98』をご選出いただき、心より御礼申し上げます。所用により、発表・授賞式には出席できず、誠に申し訳ございません」と欠席を謝罪つつ、「目標の一つであった日本人初の9秒台『9・9』という記録を達成することができましたが、これも皆様の応援があってこそ。重ねて御礼申し上げます」と感謝の言葉。「『9・98』が選出され、とても嬉しい反面、身の引き締まる思いです。この記録に満足せず、ここからが世界へのスタートだという気持ちで『速さ』と『強さ』を兼ね備えた選手を目指し、更に練習に励んでいきますので、引き続きご声援の程よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました」とコメントを寄せた。

 【年間大賞】「インスタ映え」「忖度(そんたく)」【トップ10】「35億」「Jアラート」「睡眠負債」「ひふみん」「フェイクニュース」「プレミアムフライデー」「魔の2回生」「○○ファースト」※50音順【選考委員特別賞】「9・98」桐生祥秀、「29連勝」藤井聡太

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