宮里優作 痛恨の4パットで失速「いやあきついなあ」

[ 2017年12月1日 18:04 ]

男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ ( 2017年12月1日    東京都稲城市 東京よみうりCC=7023ヤード、パー70 )

9番、チップインバーディーを狙った第3打を決められず悔しがる宮里優作
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 逆転賞金王を狙う宮里優作(37=フリー)が痛恨の4パットで失速した。

 最終18番パー3。ピン手前12メートルに1オンしたが、ファーストパットが2メートルもオーバー。下りのパーパットが外れると、1メートルのボギーパットもカップ横をすり抜けてダブルボギーをたたいた。

 ホールアウト後は「4パット…まさかでしたね。いやあきついなあ。(ファーストパットは)手前よりは奥の方が良いと思って少し強めに入れた。思ったより速かった。全部ラインが違った」とショックを隠しきれなかった。

 首位に3打差の8位でスタートした宮里は1番で1メートル、2番で2メートルのバーディーチャンスを逃すなど、前半はグリーン上で苦しんだ。

 それでも耐えてパープレーで折り返すと、12番で7メートルのバーディーパットをねじ込み、13番は第2打を2メートルにつけて連続バーディー。17番パー5でも1つ伸ばして一時は首位に並んだ。

 「4(アンダー)で上がれば(首位と)1打差か2打差で終われると思っていた」。上位が伸びなかっただけに「それだけに追いつきたかった。悔しい」と顔をゆがめた。

 現在賞金ランク2位で初の賞金王には優勝が条件。決勝ラウンドに3打差を追いかける。

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2017年12月1日のニュース