カウボーイズが連敗を3で阻止 プレーオフ争いに踏みとどまる

[ 2017年12月1日 14:34 ]

127ヤードを走破したカウボーイズのモリス(AP)
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 NFLは30日、アーリントン(テキサス州)で第13週の1試合を行い、地元のカウボーイズが38―14(前半17―7)でレッドスキンズを振り切って6勝6敗。連敗を3で阻止してワイルドカードでのプレーオフ出場に望みをつないだ。

 カウボーイズは昨季のリーディング・ラッシャー、イジキール・エリオット(22歳)が女性への暴行に対する出場停止処分(6試合)に突入してから前週まで3連敗。しかしこの日は前レッドスキンズのRBアルフレッド・モリス(28歳)が古巣を相手に27回のキャリーで127ヤードと1TDをランで獲得し、エリオットの穴を見事に埋めた。

 昨季の新人王、QBダク・プレスコット(24歳)は22回のパス試投で成功は11回。102ヤードの獲得にとどまったが、それでも2つのTDパスをマークした。3連敗の期間中、TDは0に終わっていただけにスランプからようやく脱出。そのうちの1回でターゲットとなったWRデズ・ブライアント(29歳)の通算TDレシーブ数は72となり、ボブ・ヘイズ(65〜74年=71)を抜いて、チームの歴代単独トップに立った。

 カウボーイズとレッドスキンズが所属するNFC東地区ではイーグルスが10勝1敗で首位を独走中。レッドスキンズは5勝7敗となってプレーオフ争いから大きく後退したが、残り4試合となったカウボーイズにはまだワイルドカードでの出場の可能性が残されている。

 NFCの4地区に所属するチームで首位以外のトップは南地区2位のパンサーズで8勝3敗、次が西地区2位のシーホークスの7勝4敗で、北地区2位のピストンズが6勝5敗で続いている。目下のところカウボーイズはNFCワイルドカード争いの4番手。枠は2つしかないだけに、残り4試合はすべて必勝態勢となるだろう。

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