全米大学フットボールで波乱 全勝のアラバマ大とマイアミ大フロリダが敗れる

[ 2017年11月26日 15:30 ]

アラバマ大を破って歓喜するオーバーン大の地元ファン(AP)
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 大詰めを迎えている全米大学フットボールで25日、AP1位でここまで11戦全勝だったアラバマ大が6位のオーバーン大に14―26(前半7―10)で敗れた。

 この結果アラバマ大は所属カンファレンスのSEC西地区で2位に順位を落とし、同1位となったオーバーン大(10勝2敗)が12月2日に行われるカンファレンス優勝決定戦に進出。SEC東地区1位でAP7位のジョージア大(11勝1敗)と対戦することになった。

 アラバマ大は2014年から改訂された“4強”によるCFP(カレッジフットボール・プレーオフ)に過去3年連続で進出(優勝1回)していたが、今季はこの日の敗戦で出場は絶望的。推薦による4校に残るには、次週のビッグ10カンファレンス優勝決定戦でAP5位のウィスコンシン大(12戦全勝)が9位オハイオ州立大(10勝2敗)に敗れ、さらにビッグ12カンファレンス優勝決定戦で4位オクラホマ大(11勝1敗)が12位のテキサス・クリスチャン大(10勝2敗)に敗れる2つの条件が必要になった。

 またAP2位のマイアミ大フロリダも前週まで4勝7敗と低迷していたランク外のピッツバーグ大に14―24(前半7―10)で敗れ、今季11戦目で初黒星。ただしアラバマ大と違って所属カンファレンス(ACC)の決勝には進出できるため、自力でCFPへの出場権を獲得する可能性は残している。

 一方、AP3位のクレムゾン大は24位の南カロライナ大を34―10(前半20―10)で退けて11勝1敗。次週のACC決勝でマイアミ大フロリダと実質的なCFP出場権をかけて激突することになった。

 なお今季のCFP対象のボウルゲームはローズとシュガー。その勝者が1月8日にアトランタ(ジョージア州)で開催される王座決定戦に駒を進める。

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2017年11月26日のニュース