レジェンド葛西、5季ぶり予選落ち あまりの悪条件に「笑っちゃう」

[ 2017年11月25日 09:20 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ男子個人第2戦の予選に出場した葛西紀明(AP)
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 ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子は24日、フィンランドのルカで個人第2戦(ヒルサイズ=HS142メートル)の予選が行われ、45歳の葛西紀明(土屋ホーム)は飛び出した瞬間、強い追い風にたたかれる不運で82メートルと失敗。64位で2012年12月以来、5季ぶりの予選落ちとなった。

 あまりの悪条件に「どうしようもないし、笑っちゃう」と葛西。予選前の公式練習では全体で3番目となる138・5メートルを飛んでいただけに「本当にジャンプが駄目だったら“は〜”となる。良くなっていたので悔しい」と無念の表情を見せた。

 131・5メートルを飛んだ小林潤志郎(雪印メグミルク)が5位で26日の本戦に進んだ。竹内択(北野建設)は47位で突破。小林陵侑(土屋ホーム)はスーツの下の着衣に違反があったため失格となった。

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2017年11月25日のニュース