40度目Vの白鵬、大台到達に安ど「負けられない」重圧も遠藤寄せ付けず

[ 2017年11月25日 18:31 ]

ダブルVサインでひきあげる白鵬
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 40度目の優勝を決め、土俵上での厳しい顔から一転「ありがとうございます」と笑顔を見せた横綱・白鵬。前人未到の大台到達。「大台というのは場所前から意識していましたから、達成してホッとしています」と、さらに相好を崩した。

 白鵬を星の差1つで追っていた平幕の北海富士と隠岐の海がともに敗れ、勝てば優勝が決まる遠藤との結びの一番。「いい緊張感で土俵にあがれた。負けられない気持ちがあり、全部出し切れた」と遠藤を全く寄せ付けることなく押し出した。

 周囲から「40回優勝した人はいないんですよ、横綱」と言われ「体が熱くなった」という。千秋楽を待たずして優勝を決めたが、それでも「最後を締めないと。頑張ります」と一人横綱の責任を口にしていた。

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