危機管理委 日馬暴行問題で鶴竜、照ノ富士を事情聴取

[ 2017年11月24日 00:28 ]

 大相撲の横綱日馬富士関(33)=モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=による暴行問題を受け、日本相撲協会の危機管理委員会が23日、暴行の起きた酒席に同席していた横綱鶴竜関と関脇照ノ富士関に対し、東京都内で事情聴取を実施したことが協会関係者の話で分かった。

 両力士とも21日に鳥取県警の事情聴取を参考人として受けた。危機管理委は19日に日馬富士関の聞き取り調査を実施。暴行でけがを負った平幕貴ノ岩関の聴取も希望しているが、師匠の貴乃花親方(元横綱)は相撲協会からの協力要請を拒否している。

 危機管理委は、鶴竜関と照ノ富士関が現在開催中の九州場所をともに休場しているため、調査に支障がないとして聴取を行った。同場所千秋楽翌日の27日以降は警察の捜査と並行しながら、横綱白鵬関ら酒席に同席した力士らの事情を聴く方針を固めている。

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2017年11月23日のニュース