「ポケットヘラクレス」スレイマノグル氏死去 重量挙げ五輪V3

[ 2017年11月18日 23:52 ]

死去したネイム・スレイマノグル氏(AP)
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 重量挙げ男子で1988年ソウル五輪から3大会連続で金メダルを獲得したネイム・スレイマノグル氏(トルコ)がイスタンブールの病院で死去した。50歳だった。18日、ロイター通信が伝えた。死因は不明。報道によると最近、肝臓移植手術を受けていた。

 スレイマノグル氏は身長1メートル50ほどの小柄な体格で、体重の3倍ものバーベルを持ち上げる姿から「ポケットヘラクレス」と呼ばれ、人気を博した。ブルガリア出身で、共産主義政権時代にトルコ系住民が民族弾圧を受けたことから、86年にトルコに亡命した。

 五輪はソウル大会と92年バルセロナ大会の60キロ級を連覇し、96年アトランタ大会は64キロ級を制した。世界選手権ではブルガリア代表、トルコ代表で計7度優勝した。(共同)

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