白鵬に聞く「自分がすぐ止めに入った。その場で貴ノ岩が日馬富士関に謝っていた」

[ 2017年11月17日 07:01 ]

日馬富士暴行問題

16日、朝稽古を終え日馬富士の暴行問題について証言する白鵬
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 横綱・白鵬が16日、一連の騒動を謝罪した。この日の朝稽古後、この件について初めて口を開き、貴乃花部屋関係者や相撲ファン、事件に無関係な力士らにわびた。一方で日馬富士が貴ノ岩に暴行した現場の情報を一部“修正”。関係者の証言と異なる見解を明かしたことで混迷の度合いが深まった。

 【白鵬に聞く】

 ――ビール瓶で殴ってないのは横綱が実際見た?

 「はい。ビール瓶が滑り落ちたのを私その場で見ましたので、それは事実です」

 ――日馬富士が貴ノ岩を殴っている場面を目の前にして止めに入ったという形か。

 「ビール瓶が滑り落ちた時に自分がすぐ止めに入って部屋から連れ出しました。やっぱり物を持っては危ないので。でも、その場で貴ノ岩が日馬富士関に謝っていましたし、次の日(10月26日)の巡業でも(日馬富士の)明け荷が(自分の)横だったので貴ノ岩も来て、お互い“悪かったね”みたいな感じで終わったんですけどね」

 ――これから残り11日間ある。どう相撲取っていきたいか。

 「本当に皆さまに申し訳ない気持ちで、改めてもう一回言うんですけど、土俵の上でいい相撲を取って頑張っていくしかないんじゃないかと思います」

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