日馬 17日にも聴取 鳥取県警 傷害容疑で立件検討 夜に上京

[ 2017年11月16日 21:50 ]

羽田空港に到着し、警察官に囲まれて車に向かう大相撲の横綱日馬富士=16日午後11時4分
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 大相撲の横綱日馬富士(33)=モンゴル出身=が鳥取市内で平幕貴ノ岩(27)に暴行し負傷させた問題で、鳥取県警は17日にも東京都内で、日馬富士を任意で事情聴取する方針を固めた。捜査関係者への取材で16日分かった。貴ノ岩から既に事情を聴いたことも判明。県警は事実関係や動機を解明し、傷害容疑での立件の可否を検討する。

 九州場所を休場中の日馬富士は16日夜、福岡県太宰府市の部屋宿舎を出て、北九州からの便で羽田空港に到着した。報道陣の問い掛けには終始無言で、用意された車に乗り込んだ。

 問題の酒席で一緒にいた横綱白鵬は16日、「私はその場にいたわけですし、相撲界、世間に本当に申し訳ない思いでいっぱいです。土俵の上でいい相撲を取って頑張っていくしかない」と謝罪した。

 捜査関係者によると、日馬富士は、10月25日夜から同26日未明にかけて滞在した鳥取市内の飲食店で、貴ノ岩の頭部を素手で殴るなどしたとされる。1次会は市内の別のちゃんこ店であり、現場となった店は2次会だったという。

 10月29日に貴ノ岩の師匠の貴乃花親方(元横綱)が被害届を提出し、県警は貴ノ岩から事情を聴いていた。

 関係者によると、飲食店には、モンゴル出身力士の白鵬関、鶴竜関の2横綱、関脇照ノ富士関や、日本人力士、地元関係者らもいたという。

 日馬富士がビール瓶で殴打し、素手で20〜30発殴ったとの証言がある。貴ノ岩に生活態度を注意していた際、スマートフォンを気にしたことに激怒して暴行したとされる。

 一方で、白鵬は16日、素手で殴ったことは認めたが、「ビール瓶では殴ってはおりません」と説明。日馬富士はビール瓶を持ったものの、手から滑り落ちたという。

 証言には食い違いがあり、県警は飲食店の従業員や同席した力士らの聴取を順次進め、当時の状況を調べる。それまでの2人の関係やトラブルの有無を含め、動機面も慎重に確認を進める方針。

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