大也 男子400個人メドレー、大会新V 世界新逃すも合格点

[ 2017年11月16日 05:30 ]

競泳W杯東京大会最終日 ( 2017年11月15日    東京辰巳国際水泳場 )

競泳W杯東京大会 並んで笑顔を見せる(左から)入江、瀬戸、池江
Photo By スポニチ

 短水路(25メートルプール)で争われ、男子400メートル個人メドレーでは瀬戸大也(23=ANA)が大会新記録の3分57秒66で前日の200メートルに続き優勝した。男子50メートル平泳ぎでは小関也朱篤(やすひろ、25=ミキハウス)が日本新の26秒06で制し、前日の100メートルに続く2冠とした。

 瀬戸の勢いが止まらない。世界新挑戦を公言して臨んだ23歳は序盤から飛び出し、3つ目の平泳ぎまで世界記録ペースで粘った。最後の自由形でペースダウン。世界記録には2秒16届かず「最後の100メートルで離れていった。東京で記録を出したかった」と苦笑いしたが、それでも2位に5秒以上の大差をつける圧勝。「ここでポンッと出たら面白くない。努力を怠ってしまうかも。これくらいがちょうどいい」と自らに合格点を与えた。

 スタンドでは、5月に結婚した飛び込み選手の馬淵優佳夫人が観戦。「日々が充実していて、自分の中のスイッチが簡単に入るようになった」という。18日からのW杯シンガポール大会を終えると、月末には萩野らも参加する、スペイン高地合宿へ向かう。「いい練習ができれば。全てが楽しみ」と心待ちにした。

続きを表示

2017年11月16日のニュース