松山 マスターズV照準、全てを大改造 新たな一歩「楽しみ」

[ 2017年11月16日 05:30 ]

16日開幕ダンロップ・フェニックス

ダンロップ・フェニックス・プロアマ 10番、ティーショットを放つ松山
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 男子ゴルフのダンロップ・フェニックスは16日から4日間、宮崎・フェニックスCCで開催される。今季日本ツアー初参戦の松山英樹(25=LEXUS)は15日、プロアマ戦に出場した後、公式会見に出席し来年4月のメジャー初戦マスターズ(米ジョージア州オーガスタ)に向けてショット、アプローチ、パットの大改造に着手していることを明かした。この大会が18年バージョンのお披露目となる。

 昨年の日本オープン、三井住友VISA太平洋マスターズで2連勝して以来の日本ツアー参戦。国内3連勝がかかる松山は優勝を目標に掲げ「来年4月(のマスターズ)に良い状態でプレーできるために取り組んでいることがある。結果につながらなくても新しい課題が見えると思うので楽しみな1週間になる」とメジャー初戦に向けた第一歩とする決意を示した。

 「スイングもショートゲームもパットも、全てを試している。ドライバーはOBの回数が多い。アイアンショットも精度が落ちている」。3週前の世界選手権シリーズHSBCチャンピオンズ(中国・上海)で50位に終わり「目を背けてきたが、上海が凄く悪かったので変えないといけないという気持ちが強くなった」と大改造に着手。この大会がお披露目となる。「うまくいけばチャンスは大きくなるし、悪ければ予選ぎりぎりかな」と感触を口にした。

 今月5日には安倍首相、トランプ米大統領と20年東京五輪会場となる埼玉・霞ケ関CCでラウンドした。「久々に緊張して1番のティーショットを打った。ぶん曲がって隣のホールに行ったりしてあまり会話はなかったけど(トランプ氏は)“80年バルタスロール(全米オープン)の青木(功)のパットは凄かった”と言っていた」と秘話を明かした。予選2日間は尾崎将司、宮里優作と同組。尾崎とは13年ダイヤモンドカップ、宮里とは13年日本プロ選手権以来。「優作さんとはいつ以来か忘れたけど、ジャンボさんとは4年ぶりなので凄く楽しみ」と笑顔で話した。

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