治郎丸&松本が初V 坂東市いわい将門ハーフマラソン

[ 2017年11月13日 05:30 ]

男子総合優勝の治郎丸(右)と女子総合優勝の松本
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 第27回坂東市いわい将門ハーフマラソン(スポニチ後援)は12日、茨城県坂東市八坂総合公園陸上競技場発着で6627人がエントリーして行われた。ハーフ男子優勝は1時間4分53秒の大会新記録をマークした治郎丸健一(33)、同女子は松本恭子(46)が1時間18分51秒でともに初優勝を飾り、両者にスポニチ杯が贈られた。ゲストランナーとしてソウル五輪日本代表の浅井えり子さん(58)が参加し、大会に花を添えた。

 ハーフ男子総合は大舞台を踏んでいる治郎丸が格の違いを見せつけた。19キロ地点でラストスパート。2位に1分以上の差をつけ、従来の記録を44秒更新する大会新記録となった。駒大4年時には箱根駅伝で10区、日清食品ではニューイヤー駅伝で5区を走った実力者は現在、実業団のラフィネでコーチを務めている。来年1月に出場するドバイ・マラソンでは「上位入賞を目指したい」と大きな目標に目を輝かせていた。

 ハーフ女子総合は40歳代クラスで出場した主婦ランナー・松本が総合Vに輝いた。18キロ地点で混戦を抜け出し、そのままゴール。「とにかく耐えながら走りました」と笑顔を見せた。陸上を始めたのは10年前。「黙々と打ち込むことが好きな性格」と、家族のサポートもあり毎朝10キロの練習を欠かさない。次の大会は今月26日のつくばマラソン。「昨年の2時間48分を超えたい。今回は自信になりました」と新たな目標に照準を定めていた。

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2017年11月13日のニュース