女子日本代表 世界選手権メンバー発表 指揮官「選手に求めるのはハングリーになること」

[ 2017年11月13日 20:31 ]

来月の女子世界選手権に向けて壮行会に臨んだハンドボール女子日本代表。後列右から4人目が原希美主将
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 ハンドボールの女子世界選手権(12月2〜17日、ドイツ)に出場する女子日本代表が13日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行っている合宿を公開し、その後の会見で遠征メンバー19人を発表した。

 昨年6月に就任したデンマーク出身のウルリック・キルケリー監督は「予選は大変厳しいグループに入ったが、8強入りできると信じている。選手に求めるのはハングリーになること。どんな状況でもファイトしてほしい」と意気込みを語った。

 1997年から24カ国が出場するようになってから、日本の最高位は14位。8強入りは非常に厳しい目標設定だが、そのための秘策となりそうなのがキルケリー監督が導入したディフェンスシステムだ。フィールドプレーヤー6人全員が引いて守る「6―0ディフェンス」と、3人が上がって重圧を掛ける「3―3ディフェンス」を試合の中で切り替え。体格に劣る日本人の欠点をカバーし、速攻に転じやすい長所がある。指揮官も「相手にストレスを与えることができる」と説明。原希美主将(三重)も「世界で通用する部分はあると思う」と本番までの残り3週間弱で、“猫の目ディフェンス”にさらに磨きを掛けるつもりだ。

 日本勢が金12個を含む過去最多の41個のメダルに沸いた昨年のリオデジャネイロ五輪だが、実施28競技で唯一男女ともに出場できなかったのがハンドボールだ。2年後の2019年には熊本で女子世界選手権が開催され、2020年東京五輪は開催国枠で1976年のモントリオール大会以来、実に44年ぶり2度目の五輪出場も決定済み。「ハンドボールだけが(リオ五輪に)出られず、悔しい気持ちが大きかった」(原主将)という鬱憤(うっぷん)を払しょくするためにも、まずは直前に迫った世界選手権でハンドボールの存在を日本列島に知らしめるつもりだ。

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